もうすっかり秋模様。夏の恋を振り返る、先人たちの歌をお届け♪

“この花の　一枝のうちに　百種の　言ぞこもれる　おほろかにすな”by 藤原広嗣

(この花の一枝のうちに沢山の言葉が篭っている。どうか、おろそかにしないで。)

好きな男の人からの花束ってやっぱり嬉しい。

だって、ただでさえ男の人が花屋に入るのだって恥ずかしいはずなのに、それを振り切って自分のために花を見繕うなんて・・・

きっと、いつもより顔も強張っているんだろうな。

「なんでことんなことしてんだ！寒すぎる！！」とか思っているだろうから、照れて顔も真っ赤になっているかも。

帰り道も、花束持ってる男の人なんて悪目立ちだもん。きっと「知ってる人に会ったら人生終わり！」と言わんばかりに、ものすごい早歩きで家まで帰るんだろうな。

そして、男って女よりもロマンチックって言うから・・・渡された花束は予想した通り。

自分が大好きな花と、自分の誕生花と、彼が伝えたい花言葉を持った花が束ねられている。

彼のぶっきらぼうな一言よりも、沢山の言葉が詰め込まれている花束。

一言だって取りこぼしたくない大切なプレゼント・・・。

藤原広嗣（ふじわら　の　ひろつぐ）
生年不詳-天平12年（740年）11月1日

奈良時代の廷臣。藤原式家の祖、参議・藤原宇合の長男。母は石上麻呂（一説には蘇我倉山田石川麻呂）の女。官位は従五位下・大宰少弐。
朝廷内で反藤原氏勢力が台頭した背景のもと、親族への誹謗を理由に同年12月4日に大宰少弐に左遷され、これを不服とし、1万余の兵力を率いて反乱を起こした。しかし大野東人を大将軍とする追討軍に敗走し、最後は肥前国松浦郡で捕らえられ、同国唐津にて処刑された（藤原広嗣の乱）。

出典：フリー百科事典『ウィキペディア』

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この記事は2014年8月22日にfacebookページ『世界の恋愛名言集』で掲載された内容です。