ハインリヒ・ハイネ

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ハインリヒ・ハイネ

かっこいい男の恋愛名言集～七夕特別編ハインリヒ・ハイネ～

いよいよ七夕。でも今日という日が過ぎれば、空の上の恋人たちは、また明日から離れ離れ。
そんな恋人たちを勇気づける恋愛名言をお届け♪

真珠は光る、星は光る、それよりも強く愛は光る。

“愛とは何か、とお前はたずねる。たちこめる霧に包まれたひとつの星だ。”

一年ぶりに会う織姫に、きっと彦星は彼女に似合う髪飾りや真珠など光り輝くアクセサリーを用意しているだろう。

そして、天の川の向こう岸に見える、無数の星に照らされた織姫の姿を捉えた途端、彼女に対する愛しい想いが溢れ出ただろう。

でも何が本当に強く光り輝いているのかと言えば、それは間違いなく幾千年にも渡って変わらない想いを抱き続けている二人の愛に違いない。

結婚式でもお馴染みの名言だけど、年に一度しか逢えない恋人たちを表すのに相応しいとも思う。

ここ数年、七夕の日に晴れたという記憶がないように思う。

雨だったり、曇りだったり。年に一度しか会えないのに、なんだか可哀想だな・・・と感じるけれど、この「曇り」という天気、地方によっては「2人の逢瀬を見られないように霧が隠してくれている」という解釈をしているところもあるそう。

年に一度だけ恋人と会える日に、辺りは霧だらけ。それでもどちらも迷わずにお互いを見つけれれるのは、つねに変わらずに輝き続ける星のような存在だから。
霧が深くなれば深くなるほど、身動きが取れなくなるし、視界も当てにならないけれど、「確かにそこにいる」というお互いの確信と信頼感が愛なのかも。

雨も曇りも、実はカミサマが二人の気持ちの強さを確かめるために用意した試練で、どんなに恵まれない環境であっても、それでも毎年1度の日に必ずお互いを見つける。
そんな2人の愛の深さを連想させる七夕恋愛名言。

一年に一度、最も強く光る愛の星。
二人の逢瀬が一秒でも長引くように祈りたくなりました。

詠み人プロフィール

クリスティアン・ヨハン・ハインリヒ・ハイネ
1797年12月13日 - 1856年2月17日

ドイツの詩人、作家、ジャーナリスト。デュッセルドルフのユダヤ人の家庭に生まれる。名門ゲッティンゲン大学卒業、法学士号取得。当初は商人、ついで法律家を目指したが、ボン大学でA・W・シュレーゲルの、ベルリン大学でヘーゲルの教えを受け作家として出発。『歌の本』などの抒情詩を初め、多くの旅行体験をもとにした紀行や文学評論、政治批評を執筆した。1831年からはパリに移住して多数の芸術家と交流を持ち、若き日のマルクスとも親交があった。