「理想にピッタリの人に出会いたい」その確率は？

「恋人が欲しいけれど出会いがない」と言う方の中には、そもそも「理想の人が身近にいない」「いいなと思う人にはすでに恋人がいるし」なんていう方も多いと思います。

では、理想の人に出会える確率ってどのくらいなのでしょうか？

まずはあなたが理想とする人の条件を書き出してみて下さい。

 優しい、一緒にいると楽しい、頭がいい、かわいい、かっこいい、スタイルがいい、お金を持っている、趣味が合う等々、なんでもいいですよ。

書き出しましたか？

ここではいくつ書き出したかで、その理想にぴったりの人に出会える確率がわかります。

3個・・・1/6

4個・・・1/24

5個・・・1/120

6個・・・1/720

7個・・・1/5040             

8個・・・1/40320

9個・・・1/362880

10個・・・1/362万8800

11個・・・1/3991万6800

12個・・・1/4億7900万1600

13個・・・1/62億2702万0800

あなたはどこに該当しましたか？

 3個なら6人に1人が、4個ならば24人に1人が理想にピッタリの相手ということになります。意外と高確率ですね。

ではたくさん条件を挙げた方はどうなのでしょうか。

現在日本人の人口はおよそ1億2691万人(総務省統計局人口推計平成27年4月概算値より)なので、11個以上条件を挙げた方はもはや日本人に限ってしまっては出会うのはかなり厳しいと言えます。

世界の人口でみてもおよそ72億人なので、13個以上挙げた方は世界中を探しても一人いるかどうか？ということになります。

条件を挙げれば挙げるほど出会える確率は減っていく訳ですが、こんなにも厳しいの？と愕然とした方もいらっしゃるかもしれません。

実はこれ、以前Eテレの『テストの花道』という番組内で放送されていた内容なのですが、この確率の話には続きがあり、「条件がぴったりと合う人＝理想の人」と限定せず、「条件のうち少なくとも一つが合う人＝理想の人」と考えれば、理想の人に出会える確率は67%となり、その確率は飛躍的にアップするのだそうです。

「出会いが無い」「理想の人にめぐり合えない」という方で最初にたくさんの条件を挙げた方は、知らず知らずのうちに自分で理想の人に出会える確率を狭めてしまっていると言えます。

どうしてもこれだけは譲れない！という条件を3つ程度に絞るか、もしくはここに挙げた様にどれか一つでも条件に合えばいい！とハードルを下げれば、あなたが理想とする人に出会えるチャンスは格段にアップします。

理想にピッタリの人に出会えたと思っても、優しいと思っていたのに優柔不断なだけだった、と嫌になる事もあるかもしれませんし、それとは逆に、理想とは全然違ったけれど一緒にいるととても楽しい人だった、なんて事もあるかも知れません。付き合ってみて初めてわかることも多いと思います。

それならば。

理想の人にこだわるあまり、出会える可能性を自ら狭めてしまうのはとても勿体無いことだと思いませんか？

参考：テストの花道「数学って面白い！」

http://www.nhk.or.jp/hanamichi/p2013/131202.html

NABERまとめ／世界の人口・ランキング【世界人口白書】　

http://matome.naver.jp/odai/2142455039205358701