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あなたの身の回りにいるあの人も！？良心や善意を持たないサイコパスの脅威

2014.5.29 Thursday

ここのところ、悪質な犯罪ニュースが立て続けに報道されるようになりました。関係者から話を聞くと、誰もが口を揃えて「とてもそんなことをするような人には見えない」「おだやかな人だった」という言葉。

でも、当人の口からは「誰でも良かった」「刺激が欲しかった」と信じられない言葉が続出。このような、良心や善意を持っていない、精神病質・あるいは反社会人格障害を持っている人物のことを『サイコパス』と呼ぶそうです。

色んな人々が暮らす社会にいれば、いつかどこかで必ず出くわすかもしれないサイコパス。犯罪に巻き込まれないように、理解しておくことが必要です。

サイコパス≠悪人
サイコパスは「良心や善意を持っていない」ことが大きな特徴なのですが、悪人と呼ばれる人に全部が当てはまるとは言い切れないようです。悪人には普通の人よりも、「良心」を感じる機会や対象が異なるというだけで、「良心」がないわけではないのです。任侠の家族愛のようなものがそうですね。しかし、サイコパスには一切の「良心」がありません。
彼らからみた周りの私たちは、ゲームのキャラクターと同じで利用できる、無機質なものとして認識されています。

サイコパスは普通に暮らしている
「良心や善意を持ち合わせない」という言葉を聞くと、サイコパス＝凶悪犯罪とイメージしてしまいがちです。しかし、それはサイコパスの求める刺激や快楽が凶悪犯罪に直結している場合に起こることのようで、どのサイコパスにも当てはまるというわけではないようです。
サイコパスは普通の人と同じように、仕事をして、家庭を持ち暮らしている。見えない恐怖と言えます。

執着はあるけれど愛情はない
サイコパスは「愛情」を持ち合わせません。家族や親しい関係者も、自分の所有物のうちの一つという感覚なので、傷つけられれば怒りはしますが、心から同情するということはないようです。
容姿に惹かれて付き合い始めたけれど、相手の容姿や体型が少しでも変わったとたんに急に姿を消す。支えてくれた人からの金銭的な援助がなくなると、二度と姿を見せなくなるなど・・・利用価値がなくなると、ためらいもなく人間関係を放棄する傾向があります。

性善説を信じている人物を獲物にする
サイコパスは、自分が良心のない人間と思われることがないように、普段は良心的な振る舞いをしていることが多いようです。その中で、ターゲットになる人物を探すわけなのですが、サイコパスの餌食になりやすいのが「根本的に悪い人はいない」といった性善説を信じている良心のある人物です。
サイコパスはこういう人物たちを、悪どいビジネスや詐欺へ引きづり込んだり、カルト宗教の教祖になって地位を確立したりするのです。周りからよく「人が良いんだから・・・」と言われる人は、サイコパスの格好の餌食になりえますので注意が必要です！

最後に・・・
サイコパスかどうかを判断するのに、サイコパスの持っている特徴を中心に診断手引きが簡単に入手できます。今回は米国精神医学会からご紹介。

□社会的なルールに従うことができない
□人をだまし、操作しようとする
□衝動的で計画性がない
□カッとなりやすく攻撃的
□自分や他人の身の安全を全く考えない
□一貫して無責任
□誰かを傷つけたり嘘をついても良心の呵責を感じない
□口達者で表面的には魅力的

いかがでしたか？
少なくとも３つ以上当てはまった人は、サイコパスの可能性が高いそうです！

サイコパスは見えない恐怖。いつどこで遭遇するかわかりません。誰でも彼でもすぐに打ち解けて、自分の身の上話とか始めてしまう人懐っこいあなた！サイコパスに狙われないように気を付けてくださいね。