報われない恋にさよなら!江戸時代の男女が使っていた身分違いの恋愛を成就させる方法
2014.8.6 Wednesday
日中30度以上の気温を観測するようになった日本列島。まさに夏!出会いの夏を愉しんでいますか??
今でこそ、「好きな場所へ友達と出かけて、その先で出会った人と運命的な出会い!」なんて自由な恋愛を愉しむ日本人ですが、こういった自由恋愛主義になったのは実はつい最近の事。
日本の歴史が始まってから、身分違いの恋を成就させることができなかった恋人たちですが、ある時代からその恋を成就させる抜け道を発見したのです。
現代には、引き継がれている様子のない、その抜け道恋愛成就法。一体、どんな方法だったのでしょうか?
日本の歴史の授業を見ると、とにかく身分の差が激しいということを覚えている人も多いのではないでしょうか?
平安時代のイケメン・在原業平が詠んだ恋歌の多くも、身分違いの女性への熱烈な求愛の歌であったことは有名です。そんな身分違いの恋愛を禁止されていた日本ですが、それが決壊したのが江戸時代。日本の歴史の中で最も平和だったと言われていた時代です。
なぜ江戸時代に抜け道恋愛が盛んになったのかというと、江戸時代はそれまでの時代とは異なり「自分の志を重んじる時代」であったからと言えます。
それまでは武士の生れであれば、武士として生きることを強いられていましたが、江戸時代に生きた人々の中には、武士の身分を切り捨てて医者や農家になったという人々が多くいたそうです。また、「商い」が盛んになったことで人々の生活も潤い、身分をお金で買う人物もいたほど(持参金養子)。
代表的な人物をあげると坂本竜馬。彼は商人の出でしたが、「日本を変える」という志のもと、武士・革命家として歴史に大きな功績を残しました。
人々の生活が変化したことで、身分の違いも問われることが少なくなった江戸時代。結婚においてもそうですが、それでも全くなくなったというわけではありませんでした。せめて同じ生活レベルの家同士という縛りはあったため、あまりにも差がある場合は許されることはなかったようです。
そこで、人々が使ったのが『養子縁組』。「身分が違うことで結婚が許されないのであれば、相手と同じ身分の家の養子になってしまえばいい」という仰天方法!
武士の家の人と結婚したければ、同じく武士の家に養子として入り、相手と結婚をするという方法です。もともと、持参金養子によって階級制度も崩壊に向かっていたため、こうしたイレギュラーな方法がとられていたのではないかと思われます。
また、この時代に生れた有名な養子制度が「婿養子」。江戸時代の商家では、息子よりも娘に後を継がせることが多かったようで、これが現代の「女将さん」のように女性が継ぐ家での呼称として残ってますね。
身分に振り回されず、自分たちが決めたいように生きるという人々の暮らしが覗えます。
いかがでしたか?
また、「婿養子」は中国・朝鮮には存在しない、日本特有の制度であったと言われています。他の国(特に儒教)では、長男が家を継ぐことが絶対だったので、女性が継ぐ家に養子として入るだなんて考えは言語道断!あり得なかったようですね。
報われない恋を成就させるために、養子縁組をして相手と同じ身分になっていた江戸時代の仰天恋愛テクニック。
さすがに戸籍の登録など細かく管理されている現代社会では、簡単に実施できない方法です。しかし、ポイントはそこではありません!
この仰天テクニックのポイントは、
「あんまりにも自分とは違う」「自分では無理」と考えを止めてしまうまえに、まずは相手と同じ目線に立ち、同じように物事を考えられるように改めてみるなど、自分の気持ちを成就させるためにできることは意外とあるものです。
ぜひ、江戸時代を生きた恋愛の達人たちに倣って、報われない恋にサヨナラしましょう。
キーワード:ラブ、コラム
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