“見たくないと思っているモノに対して目を閉じることはできても、感じたくないと思っているモノに対して心を閉じることなんてできやしない。”

恋人の浮気の証拠を見つけてしまったとき、現場に居合わせてしまったとき、別れようと面と向かって話を切り出したとき、切り出されたとき。見たくない、聞きたくないと、目を閉じたり耳をふさいだりはできても、「そうなってしまったこと」に対して心を閉じることはできません。

でも受け入れることもできないから辛い。

“恋をすることは苦しむことだ。苦しみたくないなら、恋をしてはいけない。でもそうすると、恋をしていないことでまた苦しむことになる。”byウディ・アレン

You can’t close your heart to things you don’t want to feel, but you can’t stop loving someone.

それでも人は誰かを好きにならずにはいられないのかも・・・

☆a'ccu☆

「今でも忘れることができない恋って、どんな恋？」と聞かれて、一番幸せを感じていた絶頂期の恋愛経験を話す人は少ないでしょう。

誰もが一生懸命に実らせよう、想いを届けよう、修復しようと思って努力してもどうにもできず、諦めざるを得なかった大切な恋を語ると思います。そんな失恋を乗り越えて、他の誰かをまた好きになっていく力があるのだと思うと人間、結構丈夫にできていますね！

“大切だったのは…あなたが一番…。本当よっ…”by峰不二子

それでもきっと、いつまでも心に残っていて、ふとした時に思い出す人はいつだって諦めてしまった大切な人だと思います。

Love that remains longest in your heart is the one that you loved the most.

戻ることがなかったから忘れられないのではなく、きっと最も真剣に愛した恋だったから忘れられないんだと信じたいですね。

☆a'ccu☆

別れるとき、誰もが「こんなこと望んでいない」「こんなこと知りたくない」「この人なしでは生きていけない」と恋人との別れを受け入れることを拒否してしまいます。

“相手にとって必要不可欠な人間になろうとしない。相手はあなたと会う前も幸福だったかもしれないし、あなたと別れた後も幸福であるかもしれません。あなたもまた、そんな人間になりましょう。そんな人間が二人でいるときに、二人とも本当の意味で幸せになれるのです。”byマリー・アントワネット

確かに別れることは辛いことですが、相手にも自分にも別れた後の人生が続いています。
別れるまでに自分たちで出来ることはやり尽くし、それでも訪れた別れならば、きっと実を結ぶことができない恋だったと受け入れる勇気も必要になります。

そして、別れた後の相手と自分のこれからの幸せを願って、前向きに次の恋へ一歩踏み出すことがもっと素敵な出逢いを引き寄せる恋愛力になるかもしれません！！

☆a'ccu☆

『失恋』がテーマの3月のDear My Better Half。
よく歌詞でも、broken heartといったように「心が壊れる＝失恋」という表現を見ることがあります。
ですが今日の名言のように、とても傷つく失恋を経験すると壊れているのは自分の心だけじゃなくて、身体も何もかもボロボロに壊れていく感覚を覚えるものです。

“人はしばしば恋に欺かれ、恋に傷つき、不幸にもなる。それでも人に恋するのだ。”byアルフレッド・ミュッセ

どんなにボロボロになっても、それでもまた誰かを好きになってしまうのが人間です。
身も心も切り裂かれるような失恋を経験して、そこがどん底ならば、それは新しい出逢いの始まりです！！

たくさん泣いてデトックスして、素敵な出逢いを見つけに飛び出しましょう♪

☆a'ccu☆

『失恋』がテーマの3月。これから出会いの季節がやってくる前に、恋愛名言で心をデトックスしましょう！

英語では失恋することを、lost love以外にもbroken heartという表現もします。好きな相手との失恋によって、自分の心がボロボロになるような感覚は確かにbroken heartという表現そのものだと共感できる人も多いのではないでしょうか？

“深く愛することのできる者のみが、また大きな苦痛をも味わうことができるのだ。”by レフ・トルストイ

立ち直れなくなりそうなほど心がボロボロになってしまった恋を経験した人は、きっと人よりも愛が深かったのかもしれません。そして、そんな人だからもっと深く愛せる人との出逢いが待っているように思います。

ボロボロに壊された心を直してもっと綺麗にしてくれる、そんな素敵な人との出逢いを見つけてくださいね。

☆a'ccu☆

失恋にテーマを絞った今月のDear My Better Half。

「人生はタイミングが全て」という言葉の通りではないですが、その時の状況や自分の心境であっという間に風向きが変わってしまう恋愛では、恋人との別れだけではなく、すれ違いによる失恋もあります。

“あまりにも静かに、あまりにも優しく、あなたが私のそばにいたものだから・・・。私は、その愛に気付かなかったのです・・・。”by オスカル（ベルサイユのばら）

自分のことを好きでいてくれた相手の好意に気付かず、気が付いた時には相手にはもう別の誰かが隣にいる。「もう少し早かったら・・・」と思わずにはいられず、とても苦しいですよね。

人生はタイミングが全て。でも、この言葉だけで片付けるのはもったいないです。

もう遅いかどうかなんて誰にもわかりません。ちょっと悪あがきしてみるのも良いかもしれませんよ？
あなたは自分のことを好きでいてくれる人の存在に気付いていますか？

☆a'ccu☆

“Even if my heart should call out your name in the rain, even if these arms should want to embrace you again, and even if I’m all cried out and no longer in pain…I’m never fall in love that way again.”

（たとえ雨の中、私の心があなたの名前を呼んだとしても、この腕があなたをまた抱きしめたいと思っていても、そして泣き疲れ、痛みがないとしても…私はもう二度とこんな風に誰かに恋に落ちることはないわ。）

相手とのことでいつも泣いて、辛い思いをしていたけれど、何かあったときは自然と心の中で相手を呼んでいたり、また抱きしめたいと思うのは切ないですね。そしてきっと『もうこんなに誰かを好きになる事はない』と思うものかもしれません。

“私は一度別れた彼と戻ることは絶対にありえない。1%でも可能性があるなら、それに賭けて別れずに頑張るから。だから別れるときは、0%になったとき。”by 杉本彩

“世界に何十億と女がいるのに、一人の女に振られただけで、そんなに落ち込んでどうする。もっと素晴らしく、お前を愛してくれる女の子は一杯いる。めぐりあっていないだけだ”by 北野武

もう二度とこんなに誰かを好きになる事はないと、自分の気持ちを制限させてしまうのはなんだかもったいないですよね。しばらくは別れた相手のことを懐かしみ、心に留めておくのも良いと思います。思いっきり感傷に浸ったら、もっと素晴らしく愛することができる人を見つけにいきましょう！

☆a'ccu☆

You know it's love when all you want is that person to be happy; even if you're not part of their happiness.

（たとえ、キミがその人の幸せの一部分になれなくても。その人に幸せになって欲しいと願うなら、それが愛だ！）

「親友と同じ人を好きなってしまった。」「すでに相手がいた。」「自分とは格差がありすぎる。」「自分といたところで幸せな未来をあげられない。」好きだけど、どうにもできない。諦めなければいけない。そんな辛い恋愛をした人は少なくないはず。
身を引くことや、自分の中だけに留めておくことは本当に辛いことです。「好きなら気持ちを伝えろ！！」という周りの言葉を信じて突っ走りたいけど、それができないのはなにも根性なしとか、勇気がない場合だけではないと思います。

自分が諦めれば、あの人は幸せになれる。
自分が相手の人生を縛るなんて耐えられない。
もっと自分があげられない幸せを掴み取って欲しいんだ。

少し独りよがりな気もしますが、それでも相手の幸せを願っているその気持ち。それはもう愛なんですね。
ただ、言わせてもらうなら、諦めてしまう人の幸せはどうなってしまうのでしょうか？相手の幸せを願ってという理由で退いてしまう恋ばかりをしていたら、気持ちが麻痺して気持ちを伝えることができなくなってしまいそうです。
そして、相手が「誰と一緒にいて幸せなのかを決めるのは相手」なのです。この人となら地獄に落ちても笑ってられる！と豪快な性格の人もいるかもしれませんし、そうやって乗り越えていくことが恋愛の醍醐味でもあります。

身を退いてばかりだった人。
相手が笑うその場所に自分がいないとしても、その人の笑顔や幸せを願うその気持ちは間違いなく愛だ！でも、相手と一緒に幸せになろうともがき苦しむ気持ちも愛だ！！
もっと苦しんで素敵な恋ができる人になってください。

☆a'ccu☆

2005年に大ヒットした映画『SAYURI』からでした。
幼くして花街に売られた千代に、優しく声をかけてくれた紳士との出会い。千代はそれを運命の出会いと信じて、彼にまた会うために芸者になりたいと決意。

途中、紳士のビジネスパートナーの男性に想いを寄せられたことで、すれ違ってしまったり、戦争に巻き込まれてしまったりと、いろんな障害を乗り越えて彼にようやく想いを告げることができた千代の言葉。

毎日毎日、再会を信じて自分を磨いてきた謙虚な千代の言葉は、バレンタインに想いを伝えようと毎日チョコ作りに奮闘する女性たちと重なるような気がします。

ちょっと崩れたり、甘くなり過ぎたりしてしまっても。相手を想って一つ一つの工程をていねいに作ったチョコだから。「好き」の気持ちが伝わっているといいですね。

☆a'ccu☆

SAYURI (Memoirs of a Geisha)：2005年
【監督】ロブ・マーシャル　【脚本】ロビン・スウィコード、ダグ・ライト　【キャスト】チャン・ツィイー、渡辺謙、ミシェル・ヨー、桃井かおり、役所広司、工藤夕貴

貧しい漁村に生まれた少女・千代（大後寿々花）は、9歳の時に、おかあさん（桃井かおり）と呼ばれる女将が仕切る花街の置屋に売られる。苛酷すぎる日々の中、千代は会長（渡辺謙）と呼ばれる紳士に優しく声をかけられた。それを運命の出会いと信じた千代は、会長にもう一度会うために、芸者になりたいと願うようになる。

出典：SAYURI『Movie Walker』

『ニューヨーク・ニューヨーク』（1977）は、あのロバート・デ・ニーロと、ライザ・ミネリが主演のニューヨークを舞台にしたサックス奏者と歌手の不朽のラブストーリー。

ニューヨークといえば、夢を追って集まるミュージシャンたちの憧れの街。
ジミーとフランシーヌは、お互いに惹かれあうけれど自分の夢のために別れることになり・・・とちょっと哀しいラブストーリー。

目が覚めると好きな人がいて幸せだって思える時間。

一緒にいることに慣れてしまっていた、甘えてしまっていた、そういう気持ちって失ってから気が付くものです。失ってからでは遅いと理解しつつも、結局そういう状況にならないと好きな人の大切さに気が付けない自分に憤りを感じることもあるのでは？

あるプロレスラーのお話ですが、長年付き合っていた彼女に、プロレスラーという職業柄、そして大病を患ってしまったため彼女からのプロポーズも断り続けていたそう。それでも、彼のために一緒に治療に専念して支えてくれた彼女に、自分が幸せにしようと結婚を決めた彼。

今では、いつも一緒にいてくれるありがたみを忘れないよう、寝る前に必ず「一緒にいてくれてありがとう」と言うことを欠かしていないそうです。

一緒にいられることは、決して当たり前ではないから大事にしたい気持ちです。
いつも一緒にいられる感謝の気持ち、言葉にだして伝えてあげてください。

☆a'ccu☆