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パーツ美人に習え！思わず撫でたくなる究極美髪ケア≪前編≫

2014.9.19 Friday

パーツ美人の究極ケアを持ちよれば、天然美人もきっと上回る！
努力を続ける忙しい女性のためにスタートした、『パーツ美人に習え！』シリーズ。本日は、ヘアケアです。

忙しかったり、年を重ねたりすると自然と失われていく髪のコシや艶。現在でもパーツモデルとして輝く同年代の女性は、どうやってヘアケアを行っているのでしょうか？
思わず撫でたくなる究極ヘアケア！スタートです。

先ず何よりも気になるのが、シャンプーとリンスの選び方なのではないでしょうか？
女性なら誰でも、美容院に行っては担当の美容師さんに「シャンプーとリンスって何がオススメですか？」と聞いたことがある人いるかもしれません。
髪と艶を取り戻すシャンプーとリンスの探し方。良い探し方というのは、ズバリ「違うものをいくつも試してみること」に尽きるようです。髪の毛というのは、言ってみれば皮膚。年を重ねれば、状態も変わっていきます。同じシャンプーを使っても人によっては、洗浄力が強すぎでパサパサになってしまう人もいれば、髪がベッタリしてしまう人もいます。
“シャンプーとリンスは同じメーカーでなくても良い”ので、いくつも試してみてしっくりきたものを探すことが重要です。

サロン専売店などで探してみると見つけやすいそして選び方は、「界面活性剤を使用していない、果物・野菜等の自然素材を原料にしている」製品であることだそう。食器用洗剤にも含まれている「界面活性剤」ってものすごく洗浄力が強いんです。夏の大敵・Ｇなんかも、普段は油膜を張って自分の身体を守っていますが、シャンプーなどをかけられると身体の油膜が一気に溶けて窒息死します。熱湯よりも強力です。
そんなもので髪の毛を洗ったら、余分な皮脂まで洗い流して艶がなくなってしまうことは理解できますね。とはいえ、安価で大量生産が必要な市販のシャンプーを販売するには、この「界面活性剤」を使わざると得ません。また、界面活性剤にもランクがあり、特に注意したいのが「ラウリル乳酸Na」「ラウレス硫酸Na」という成分です。ほとんどの製品に含まれていますが、美容師さんたちが使用を控えてほしいと思う成分の代表格です。
究極の選び方は、「良いモノを買えば間違いない！！」とのことです。そして、買う前に必ず「界面活性剤」のキーワードをチェックしましょう。

とても重要なシャンプー＆リンス選び。自然由来で、界面活性剤に気を付けるとして・・・次の疑問は「じゃあ、ノンシリコンであれば問題ないの？」ではないでしょうか。シリコンというものは、シャンプーのみならずボディソープ、リンス、パーマ材、カラーリング材など全ての製品に含まれています。また、シリコンは界面活性剤によって余分に洗い落としたキューティクルなどを補修する役割があります。つまり、シリコンの入っていない市販の界面活性剤の入ったシャンプーを使うということは、髪のダメージと乾燥を進めてしまうということです。
ノンシリコンシャンプーだからという理由で使用してみて、髪がキシキシになったり、切れ毛が多くなった人もいるかもしれないですが、これもシリコンがないことで剥がれたキューティクルを補修できないことが原因です。
シャンプーはあくまで地肌の洗浄が目的です。頭皮の汚れを優しく落とせる程度の洗浄力があれば、「洗う度に髪サラサラ！」なんてキャッチコピーに踊らされる心配はないんですね。

シャンプーの選び方は、これで大丈夫でしょう！でも、まだまだ気をつけたいのが、シャンプー後のケア用品の選び方。リンス、コンディショナー、トリートメント、一体どれを使えば良いのでしょうか？

リンス…シャンプー後の髪の表面を油膜でカバー。髪の水分蒸発、きしみを防止するが、内部までは浸透しない。
コンディショナー…シャンプー後の髪の表面をカバーすると共にコンディションも整える。内部までは浸透しない。
トリートメント…シャンプー後の髪の表面をカバーし、コンディションを整えると共に、内部まで浸透してケアする。

ダメージ具合によっても異なるでしょうが、リンス＜コンディショナー＜トリートメントという位置づけのようです。ただし、リンス・コンディショナーは表面だけをカバーすることから、トリートメントの後に使用するのもワンランク上の究極ケアかもしれません。

圧倒的人気の椿オイルといえば「大島椿」！髪の毛をドライした後のケア。洗い流さないトリートメントなど、実に多くのケア用品が販売されていますが、パーツ美人たちが愛用するのはやはり自然由来の「椿オイル」が圧倒的のようです。
油分は身体には重要な成分です。また、椿には老化の原因とも言われる活性酵素をおさえる効能があり、ツバキセラミドという成分が前述であげたシリコンと同じ働きをしてくれます。
髪の毛だけにではなく、顔にも使用できるとのことなので、ぜひ持っておきたいアイテムですね。

お高いモノは1万円とか！最後はブラシ。100均で買うような、プラスチック製のブラシとか使っちゃっていませんか？せっかくここまで徹底しても、プラスチック製のブラシのように静電気を発生させやすい素材は髪を傷めてしまいます。
パーツ美人さんたちの間で人気なのが、「つげ櫛」。木製の櫛に変えるだけで良いのです。椿オイルなどに浸み込ませて使用するので、使う度に髪がしっとりになります。
また、馬や猪の毛を使ったブラシもオススメ。動物をブラッシングしてあげると、驚くほど毛艶が良くなります。これはブラッシングをすることで皮膚が刺激され、血行が良くなり油脂を出すためです。特に馬毛は猪よりも毛が柔らかく、肌への刺激、毛同士の摩擦などを最小限に抑えてくれるのでオススメです。

いかがでしたか？
ケアを始める前に、まずは身の回りのグッズからチェックしてもらいました。一貫して言えることは、「自然由来の物にこだわる」ことかもしれませんね。
驚くことに、美髪さんたちは美容室に行くことが少ないそうです。カラーリングやパーマ、トリートメント代などに費やすよりも、自分でしっかりケアすることのほうが重要だと考えているだなんて頭が下がります…。
自然な髪の美しさを出すために、パーツ美人さんたちが取り入れているヘアケア製品の選び方を理解したところで、次回はいよいよケア実践編です。