「私はあなたに出会ってからずっと、寂しかったのよ。」
以前もご紹介したことがあるNHKの連続テレビ小説「半分、青い。」。
9月29日(土)までの放送という事で、最後はどのように終わるのか気になるところです。
このドラマの脚本は北川悦吏子さん。
「ロングバケーション」「オレンジデイズ」など数々の人気ドラマの脚本を手がけた方です。
今回の「半分、青い。」ではご自身で「神回!」と宣言されたり、視聴者からも「神回!」と絶賛されたりなど、ネット上でも度々話題になっています。
そんなドラマの中で個人的にとても核心をついているなと思うセリフがありました。
それは9月1日(土)放送回のもの。
主人公すずめ(永野芽郁)の幼馴染である律(佐藤健)と、その妻であるより子(石橋静河)の二人のシーン。
気持ちのすれ違いや意見の食い違い、やきもち、別居生活と二人の間には溝が出来ていました。
それでも、「もう一回やりなおしたいんだ。」と言う律に対し、より子はこう言います。
「私はあなたと結婚してからずっと、もうあなたに出会ってからずっと、寂しかったのよ。」
はい、これ。
とても核心をついたセリフだと思うのです。
通常お付き合いが始まれば、一緒にいる時間が増えていきます。
いいところも、そして悪いところもわかっていく中で、二人の距離は確実に縮まっていくはず。
ところが、どんなに一緒に過ごしても、長い期間付き合っても、心のどこかに寂しいと感じ、いつまでも距離を感じてしまう人がいます。
今回より子がなぜそう感じたかと言うと、律の心の中にはずっと、すずめがいたから。
きっと律は自分の事が一番好きで結婚したわけではないのだ、二人の間には何があっても入り込めないのだ、という気持ちがあったと思います。
一方の律は自分の感情をストレートに表に出さないタイプ。
優しく穏やかである一方、感情の起伏がないのでつかみどころのないキャラクターです。
より子に対しても愛情表現は控えめだったはず。
そんな律に対しより子は気持ちのぶつけどころが無く、また不安な気持ちも重なって寂しさが募っていったのではないでしょうか。
このセリフの後に、こう続きます。
「どんどん嫌な奥さんになっちゃって、嫌な女になっちゃって、いつまでも怒らないあなたを怒らせてみたかったのよ。」
この言葉通り、より子は自己嫌悪するほどに、律に対してきつい事を言ってしまったのでしょう。
だから律もより子に対して心からの愛情を注げなかったのではないでしょうか。
そう、恐らく二人は元々性格が合わなかったのです。
「性格の不一致」を理由に離婚される方って結構います。
その中には結婚前は「気が合ったから」と言っていた方達も多くいます。
付き合って間もない頃は、ただ一緒にいられるだけでいいとか、会えるだけでいいとか気持ちがふわふわしています。
ある意味冷静に考えられない事もあるのではないでしょうか。
でも、性格が合うか合わないのか、一つだけ見極める方法があります。
それが「寂しい」と感じるかどうか。
手を繋いでいるのに、抱き合っているのに、隣で寝ているのに。
それでも遠くにいるような、心が寂しい感じがしたら。
それは相手がアナタの事をそれほど大切に思っていない証拠なのかも知れません。
他の人に心があるからなのかも知れませんし、自分が一番の自己中な人だからなのかも知れません。
理由はどうであれ、二人の距離を縮めていくのはかなり難しいと言えるでしょう。
ちなみに律とより子は、この後やり直すのですが、結局離婚してしまいます。
二人の心はいつまでも平行線で交じり合うことがなかったのです。
もし、あなたに長く付き合っている人がいて。
付き合い始めた頃に寂しさを感じていて。
現在も寂しさを感じていたり、不満に思うことが沢山あるのなら。
新たな出会いを探すことも幸せな未来への選択肢の一つなのかも知れません。
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