結婚は人生の墓場？

「結婚は人生の墓場」とよく言われます。

これ、どちらかと言うと主に男性側から耳にする言葉ですよね。

結婚式のスピーチなどでもしばし使われます。

だけれども墓場と言い切ってしまうと「もうそこで人生おしまい！結婚なんて楽しいことは何一つないんだぞ！！」と脅されている様な。

本当に人生おしまいなのでしょうか？

一方、女性は「めでたくゴールイン！」と結婚したら全て幸せ！と言う様な表現の仕方が多い様な気がします。

結婚したら本当に全て幸せなのでしょうか？

う～ん、どちらも違いますよね。

結婚したら自分の自由な時間は少なくなるし、お金だって思うように使えなくなります。独身時代に毎晩飲み歩いていたならばそれも減らす必要があるし、好きな洋服を買うのも我慢しなくてはいけません。子どもがいれば子育ても大変ですし、またその責任を負うことにもなります。夫婦ですれ違って喧嘩をすることもあるでしょう。だけれども、病気のときに自分の心配をしてくれる、いざと言うときに助け合える、そして何よりも自分の側に誰かがいてくれる、そんな心強い一面もあります。

そもそもどうして結婚したいのでしょう？

一人じゃ寂しいから、子どもが欲しいから、家族というものに憧れて、将来を考えて、友達がみんな結婚しているから、年齢的に、専業主婦になりたいから、親の手前・・・様々な理由があるかと思います。でも根本には少なからず相手への愛情がありますよね。

一方、交際相手はいるし愛情もあるけれど結婚はしたくないという人もいます。

どうして結婚したくないのか、その理由で特に多いのが「一緒に生活するのは面倒だから」。確かに一人だったら自由気ままに過ごせます。都合のよい時にデートすればいいし、一人暮らしなら部屋を散らかしても、帰りが遅くなっても、誰にも文句を言われることはありません。

でもこのまま一生、一人でいいのでしょうか？

10代・20代の頃は自分が40代や50代、ましてや老人になった時の事など、なかなか想像できません。でも命があればその時は必ずやってきます。シワだらけの手や顔、足腰は弱くなり、耳も聞こえづらくなったその時、独身を貫いた人生を後悔しませんか？一度くらい試しに結婚してみても良かったかな・・・と思うのではないでしょうか？

‘恋をし結婚をして以後の自分の観る世界は処女の時に比べて非常に濶（ひろ）い快活なものとなった。娘の頃の自分の心持には僻（ひが）んだり、偏したり、暗かったりした事の多かったのに気が附いた。結婚をせねば領解の出来ない事柄の多いことも知った’

『与謝野晶子評論集』「私の貞操観」            引用：『愛のことば　岩波文庫から』／岩波文庫編集部編

結婚というものは、相手に幸せにしてもらうものではなく、また相手を幸せにしてあげるものでもないのかも知れません。

多くの辛いこと、悲しいこと、大変なことを乗り越え、そして共に笑い、楽しみ、喜び合うことでお互いが一人の人間として、また夫婦として成長するための一つの手段なのかも知れません。

・・・皆さんはどう思いますか？

〔PR〕

ダイエットしようと思ってスポーツジムに行ったけど続かなかった方、夏迄に本気で痩せたい方へ お月謝エステ、初回は500円でお試し頂けます。

My Little Boxとはパリで2011年にスタートし、 今では8万人以上のパリジェンヌが毎月楽しみに待っているサプライズBOX。 日本では昨年10月にデビューしました。 パリのエスプリたっぷりのビューティープロダクト、 モードなアクセサリーや小物、そしてオリジナルアクセなど……。 My Little Boxは、そんな嬉しい「ワクワク、ドキドキ」がギュっと詰まっています。 毎日忙しい女性の自分へのご褒美やギフトに最適。 日本人イラストレーターKanakoが描くパリジェンヌの世界観も人気です。