もし、浮気性の男性と付き合ったら・・・?
「不倫です。みなさんが大好物の。」
こんな見出しでドッキリさせるのは、読売テレビ系列で木曜夜11時59分から放送されているドラマ『黒い十人の女』。
バカリズムさんが脚本ということで初回から注目していたのですが、これがなかなか面白い。
要は不倫ドラマで、ドラマプロデューサーの(船越栄一郎さん演じる)風松吉には奥さんの他に愛人が9人いる、という設定。
この愛人たちが互いに手を取り、風松吉を追い詰めていくストーリー。
もともとは1961年に公開された映画で、原作は和田夏十さん、監督は市川崑さん、そして風松吉を演じたのは船越栄一郎さんのお父さんである船越英二さん。
10月13日放送の第3話までで6人の愛人と奥さんの正体が明らかになり、愛人はテレビ局の受付嬢、アシスタントプロデューサー、若手女優、脚本家、メイクさん、舞台女優と、いずれも仕事がらみの人ばかり。
しかし愛人9人って凄い。
でも、身近にもこんな人いるんだろうなぁ、と思ってしまう。
風松吉は、とにかく優しい。そして、ちょっとの時間があれば愛人のうちの誰かと食事をしたり、家に行ったり、時には家事もしたりと、とにかくマメ。
そして、仕事も出来る。
女性が落ち込んでいれば優しい言葉でねぎらい、おだて、褒めまくる。
う~ん、ある程度の恋愛を経験した女性であるならば、愛人の一人でもいっか、と割り切って付き合う事もありそうだ。
実際のところ風松吉は、あんまり深く考えずに次から次へと愛人をつくっている。来るものは拒まず、去るものは追わずの精神で。
相手の女性に魅力を感じているのはもちろんだと思うが、その一方で仕事を円滑に進める為に女性に近付いている節もありそうだ。
そして、最初は奥さんがいることを敢えて言わず、愛人が自分に惚れたところで「あれ、奥さんがいること、言ってなかったっけ?」とサラリと言う。
はっきり言ってズルイ。
結婚したいと本気で願う女性にとって、風松吉のような男性は百害あって一利なし。
略奪すればいいじゃない?と思いました?
でも、この手の男性は実際のところ本気で奥さんと別れる気はないのです。
それに他にも愛人がいるし、例え奥さんと別れて結婚できても今度は自分が浮気をされる番。
愛情よりもお金目当ての結婚か、私も不倫するからいいのよ、という位の方でなければ、なかなか難しいのではないでしょうか。
今までに不倫を経験した方も、そうでない方も、不倫というものについて考えるきっかけになるこのドラマ。
でも、シリアス過ぎず、コメディー要素がたっぷりなので、見ていて楽しい。
「不倫です。みなさんが大好物の。」
その術中に嵌ってしまっているのかも。
さて、このドラマの見所の一つとして忘れてはいけないのが水野美紀さん。
大女優を気取っているけれど実際のところは落ちぶれた舞台女優、如野佳代を演じているのですが、そのシュールな稽古風景はもちろん、そのほかの愛人からカフェオレやら、カルーアミルクやらを思いっきり顔面にかけられるのです!水野さん、そこまでやっちゃっていいんですか!?と見ているこっちが心配になるくらい。
そして次回予告ではなんと頭からパスタのようなものを掛けられていた様な・・・?
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