ちょっと視点を変えて、愛というものについて考えてみる
日本は安全で平和な国。日本人は平和ボケしている。
こんなが事が言われてから久しい。
戦争といえば外国での出来事、もしくは単純に学校で習う歴史上の出来事。
そんな風に思いがち。
だけれども71年前に敗戦を喫するまで、日本は確かに戦争をしていた。
大切な家族や想う人を日本に残し、戦地に趣いた多くの若い男性たち。
戦局が不利になるにつれて日本国内の各地で爆撃が行われ、ついには沖縄本土上陸、そして、広島、長崎への原爆投下―。
この時代を生きた人たちは、どんな思いで日々を過ごしていたのでしょうか。
百田尚樹さんのデビュー作である『永遠の0(ゼロ)』。
岡田准一さん主演で映画化されたので、観たことがある方も多いと思います。
必ず活きて帰ると妻に約束をし、それを果たすため周囲から卑怯者と罵られても自分の命を大切にした男が、なぜ特攻で命を落としたのか。
戦争を知らない若者である姉弟が、終戦間際に特攻で亡くなった祖父の真実を紐解いていくお話です。
小説や漫画などの原作が映像化されるとき、原作ファンは映像化されたものに物足りなさを感じ、逆に映像化されたものを先に観ると内容を知っているだけに原作に興味が湧かずじまい。
こんな現象がよくあります。
しかし『永遠の0(ゼロ)』は、小説も映画もそれぞれに素晴らしい作品。
映画は岡田准一さんをはじめとする実力派俳優たちの熱演に胸が打たれるし、リアルな映像はダイレクトに心に響くので戦争映画に興味が無い人でも感情移入しやすくなっています。
一方小説では、時間制限のある映画では描ききれなかった部分が詳細に綴られていて、色々なことを考えさせられる内容になっています。
「自ら求め、考え、学ぶことの大切さ」「人の意見に屈せず、自分の意思を貫くことの難しさ」、そして「誰かを愛するということについて」、等々。
読む人それぞれによって受け取り方が異なる、たくさんのメッセージが散りばめられている小説『永遠の0(ゼロ)』。
まだ読んだことが無い方はもちろん、過去に読んだ方ももう一度読み返してみてはいかがでしょうか。
戦争というフィルターを通して、自分が本当に求めるものは何なのか、そんな事がわかるかもしれません。
ちなみに、真珠湾、ミッドウェー、ニューギニア、ラバウル、レイテ島、フィリピン、グアム、サイパン・・・。これらの世界地図がパッと頭に思い浮かばない方は、地図を片手に読み進めることをおススメします。
今では観光地として知られるこれらの場所でどんな戦いが繰り広げられていたのか、より理解しやすくなりますよ。
過去に公開された、戦争をテーマにした映画は多数ありますが、中でも戦艦大和を舞台にした『男たちの大和YAMATO』と、クリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』は女性でも感情移入しやすい作品。『男たちの大和YAMATO』は反町隆史、中村獅童、松山ケンイチさんらが、『硫黄島からの手紙』は渡辺謙、二ノ宮和也、伊原剛志さんといった方々が演じています。
その他、靖国神社境内に併設されている「遊就館」や、西新宿にある「平和記念展示資料館」といった展示施設に足を運んでみてもいいでしょう。
戦後71年。
実際に戦争を経験した人は、どんどん少なくなっています。
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