ガールズトークは危険！？不平不満や愚痴が脳を委縮させると判明
2014.6.16 Monday
女同士で集まると盛り上がるのが恋バナ！でも女性同士が一番一致団結する話って、人の恋バナよりも不平不満を言う事だったりもします。
「愚痴を言い合ってスッキリできる！」と思って友人と会話を楽しんでいるのでしょうが、実はこのガールズトークの愚痴が脳の老化を早めて認知症を発症させる確率をグンとあげてしまうのだとかっ！！！
事実、日本における認知症患者の割合は男：女＝2：3～4と女性の方が多いのです。怖いですね・・・
あまり他人事には思えない、ガールズトークの愚痴。なぜ不平不満が脳を老化させてしまうのでしょうか？
愚痴・不平不満は毒
脳神経外科医の林成之氏によると、愚痴・不平不満というのは脳によっては毒なのだそうです。
ネガティブな発言を口に出してしまうことで、脳がストレスを感じて疲れてしまう。また、言葉にしたことで、相手へも愚痴のストレスが伝染し（同期発火）、相手の脳も同じように疲れを感じてしまうというのです。
またお酒などを一緒に飲んでいることで、封印していた不愉快な思いが甦ってきて、ますます気分が悪くなるそうです。お酒と一緒に愚痴を吐くと楽になるというのは嘘ということ！
愚痴・不平不満はやる気を削ぐ
愚痴を言うとスッキリしたように感じるのは、「自分を正当化できるから」です。
「あの人のやり方は間違っている」
「あの人の元じゃ成果は上げられない」
「あの人の指示に従ったら間違いだったとわかった」
誰かに対するこうした愚痴は自分で考えて自体を収束させるような判断力も、やる気も削いでいってしまいます。
結果、脳は考えなくても良くなるので洞察力も思考力など判断する力が休止していくのです。
「彼氏が浮気してるみたいなんだよね・・・あり得ないけど男は浮気するもんだよね・・・」
ガールズトークで良く出てくるこのフレーズ！実はこれ脳細胞がガンガン死んでます。
こうして使わなくなった脳は老けていくのです。
いかがでしたか？
「女三人寄れば囲炉裏の灰飛ぶ」とは言いますが、愚痴を言うことで認知症の原因まで撒き散らしていたなんて・・・本当にろくなことないですね。
でも、女同士でないと話せない内容だってあるわけですし、愚痴のない生活なんてあり得ません！そんなときは、「愚痴を言った後に、その愚痴に対してポジティブな解決策を言う」ようにしてみましょう。
脳はネガティブやストレスは毒と感じますが、ポジティブなことは大好物なんだそうです。問題に対して自分で考えることで、脳細胞も活発になって若返ります。
普段の会話でぜひ意識してみてください。
参考：
- 脳に影響を及ぼす３つのこと『認知症で要介護にならない脳トレ予防の老年若脳』
- 不平不満や愚痴を言うと脳が鈍くなる『あなたの中の“天才”を目覚めさせる方法』
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